毎日筋腫、時々禁酒。~子宮筋腫腹腔鏡手術の記録~

30代半ばで子宮筋腫の腹腔鏡手術を受けた記録です。(リアルタイムではなく後から思い出して書いています。)

入院1日目(昼)。

平成30年5月7日(月)

ついに入院です。

 

9:30

受付で手続きをしていざ病室へ!

実は私嘔吐恐怖症で自分が吐くのはもちろん人が吐いてるの無理なので、個室を選択しました。ほかの人のブログだと「同室の人と話して気分転換になった」「さみしくなかった」って話もあるので人それぞれですね。

 

10:00

麻酔医からの説明。

麻酔が覚めた後意識はあるのに体が動かなかったらどうしようとか、そもそも入院前日までストロングゼロキメてるような奴でも麻酔はちゃんと機能するのかとか不安は尽きませんが、懇切丁寧に説明していただきました。

 

10:30

「よけこさん、おへその掃除と毛剃りやりましょう」

他の病院だと自分で剃るところもあるみたいですが、ここは看護師さんがやってくれるみたいです。

横になり、へそにベビーオイルを垂らしてふやかしてる間にレッツ剃毛!

入院中「看護師さんマジ天使」って1,000回くらい思うんですけど、これが1回目のマジ天使でした。

手早くバリカンを走らせテープで余分な毛を払い、ベビーオイルがなじんだへそをちゃちゃっと掃除する。手際の良さと言い、適度な声掛けといい、惚れ惚れします。

対して下半身丸出しで完全マグロ状態の私、人様にへそをグリグリされるという初めての体験に「デュフwwwッヘヘwww…すみません大丈夫でデュフフフフwww」って変な声出すことしかできませんでした。

 

11:00

「手術後は着圧ソックス履くんで、ふくらはぎのサイズ図りますね~」

足の太さを図る。

足の、太さを、図る!!!!

子宮筋腫の治療してると下半身をペローンと出すことへの抵抗感はもはやオブラート程度の薄さになるので、パンツを脱ぐより足にメジャー巻かれる方が恥ずかしいという状況。今後が心配です。

 

11:30

お昼ごはん。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく出てくるのありがたい。

 

13:00

執刀医、手術担当看護師からの説明。

お腹にガスを入れて膨らませつつ、へそからカメラを入れて、下腹部3カ所から器具を入れて手術を行うとのこと。

私ずっと疑問だったんですよ。薬で小さくなったとはいえ子宮筋腫は8cm。1,2cmの穴からどうやって取り出すのかと。

執刀医「ドリルみたいなので削って細かくして取り出します」

私「ドリル」

執刀医「ドリル」

ドリルでした。めでたしめでたし。(想像の域を超えたため、ここで知能指数が3歳児になる。)

 

14:00

下剤(マグコロール250ml)を飲む。

「ちょっとすっぱいらしいんで、お茶とか一緒に飲んでも大丈夫ですよ。少しでも飲みやすいように冷やしておきましたからね。」

マジ天使。(早くも2回目)

これ確かにすっぱいしほんのり甘いんですよ。粉末のポカリスエットをレモン汁で溶いたような味。お言葉に甘えてお茶と一緒に飲んでみる。

ポカリとお茶の謎コラボ味。難易度上がってんじゃねーか!!!

 

15:00

しばらくシャワー浴びられないので念入りにシャンプー。

 

18:30

夕飯。唐揚げ!明日朝から手術なのに揚げ物とか食べられるんだなぁ。

 

20:30

下剤、早い人なら夕飯の頃効いてくるって言ってたけどまったく反応ない。私の腸、強風の日の京葉線くらい動いてない。結婚式の花嫁入場前の厳かさに負けないくらい静か。

google検索:「下剤 効くまでの時間」「下剤 効かぬまま手術」

必死か。

 

21:30

消灯。こんな時間から寝れるかなぁとか以前に、下剤はどうなっちゃったの?私の腸鉄壁過ぎない?

(そして寝れぬまま「入院1日目(夜)。」へ続く)